ラソworld

ラソが日常を綴る場所です。

砂の女-安部公房

こんにちは!ラソworldです!

お久しぶりになってしまい申し訳ない💦

忙しい日々が続いておりましたゆえ……。

 

さて今回は、最近読み終えた小説についてです。

 

安部公房の「砂の女」、ご存知でしょうか?

 

私もずっと名前だけは聞いたことがあったのですが、今回読む機会がありましたので手に取りました。

 

この日までに読まなきゃ!というのが若干あったのと、私自身、本を読むのが下手と言いますか、2回以上読まないと全体を理解できない人間なもので、まだとりあえずストーリーを読んだだけという状態ではありますが……。

 

おもしろかったです👏

 

簡単に言うと、教師をしている男が、20メートル程の深さの砂の穴の底に監禁される……そしてそこからの脱出を試みる……という話ですね。

 

ざっくりすぎ!笑

 

砂の中には家がある(んだと思います。よく理解できていない)のですが、木造の家は、砂による湿気でほぼ腐っているんですね。ふやけたビスケットのように。

 

畳も、濡れたスポンジを踏むよう、という感じでとにかく酷い環境です。

 

また、砂地ということで、風によって常に砂が舞っている、飛んでいる状態で、家の中も砂まみれ、屋根についた砂を払い落とす作業や、砂の穴自体の壁(というのかな?)の砂掻き等の作業が必要なのです。

 

そんな中に、女が1人で暮らしていたのですが、女ひとりでは人手が足りないということで、たまたま近くを歩いていた男を騙してその穴の中に閉じ込めます。

 

結末はネタバレになるのでここでは控えますが、どちらかと言うとハッピーエンドなのかなあ。

 

主人公は不幸にはなってないですね。

 

っていったらほぼ予想ついちゃうか!笑

 

読んでいた私の感情としては、

え!ええ……?お!おお!え!?う〜ん……まぁ……でも……いいか……

みたいな感じでした!

 

よくわかんない感情になります!

 

何度も読んで、ちゃんと考えてじっくり味わえばすごく素敵な作品です!

私もこれからその段階へ移るところです!

 

気になった方はぜひ手に取ってみてくださいね!

 

ちなみに私は今、堀辰雄の「風立ちぬ」を読み始めたところです!読む本が多いの!

 

ではまた!👋